共に歩む路

認知症を超えた真実の言葉


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これは記録にのこさなくちゃ。


先日、入所者のおじいちゃんから、あたたかいお言葉をいただきました。
写真は、今度新しく設立される施設にと、おじいちゃん手作りの椅子。


『もうすぐ新しい施設が立つからさ、
俺はあんたが活躍できる場を少しでもと思ってこうして作ってんだよ。』

(実はこのおじいちゃん、来た時は実はまったく歩けなくて、
認知症でグループホーム入所だったのです。
今は杖を杖を二本両手に持って歩いていて、
信じられない回復をとげています。)


それで先日、テレビで観た 東京のある施設の特集のこと をおじいちゃんに話しました。


というのは、その施設、今までにない新しい型の施設らしくて
なんでも揃っていて、ケアサービスも充実、認知症予防の授業もあって
何やら他とは違う特別な施設のようで、
「ここは老後が楽しいぞ!!っていう計画になってます。」とのこと。

それで、実際の入所者の方の意見は、
「もう!最高!ここにいると、お姫様みたいなの!」とのこと。

老後が楽しい計画の施設…
お姫様扱いをしてくれるサービス…


このことについて、なんだか私はすごく違和感を感じたの と
おじいちゃんに話しました。




そうしたら、おじいちゃんはハハハと笑ってこう言いました。




『我々はね、色々な生命に囲まれて生きてるんだ。

この雑草一つ、俺は名前を知らない。
でもみんな生きてんだよ。

そういうのに生かされてることを知る、そういうのが生活だ。

都会に生きていたら、人工物に囲まれることが当たり前だし、
それが生活だと思ってしまう。

立派な施設に入ることが幸せなことだと思ってしまう人も多いよな。

でも、そうじゃないんだよな。

きっとそのテレビに出ていた女性も、ここに来たら
ああ、これが私の本当の余生なんだって気づくさ。


これからの世の中はあんたたちのやってることが、必ず認められる時代がくる。


俺はあんたたちに生きる感動をもらったんだだから。』





感動と、感謝があふれた時でした。


ありがとう。
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by BittyBijou | 2011-12-15 16:26 | 介護から学ぶ
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